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初心者の生徒さんに対して効果的なアプローチは?

昨日参加した「ETJ Language Teaching Expos」。


一緒に参加した英会話ビギンの先生方との交流では
ティーチングについて様々な話し合いをしました。

そこで出た内容の一部を皆さんにご紹介いたしますね。
(実際は、もっとたくさんのお話が出たのですが
 それはまた別の機会に・・・)


●質問

「Be動詞や一般動詞がわからない、初心者の生徒さんに対して
 どのようにアプローチすればよいでしょうか?」

★先生からの回答

「先生が気持ち的に走りすぎてしまうのではなく、
 生徒さんにまずは英語そのものを楽しんでいただけることに
 集中するとよいと思います。

 レッスンでは1つでいいから、”今日はこれを習ったんだ”
 と思えればよいのではないでしょうか。

 生徒さんが興味があること、好きなこと、生徒さんの
 日常生活でなじみがあるものなどからトピックにしていくと
 入りやすいですよ。

 たとえば、私は1回目のレッスンのときに、必ず生徒さんに
 ”マインドマップ”を書いてもらいます。

 白い紙の真ん中に生徒さんの名前を書き、
 その周りに”好きなこと””嫌いなこと”など
 どんどん書いてもらうのです。

 次回のレッスン以降、マインドマップから毎回1つトピックを選び
 そのトピックについてわかる範囲でよいから
 英語で話をしてもらうようにしています。

 文法など、英語の形だけに集中してしまうレッスンだと
 学校の授業と変わらず、生徒さんも ”またか・・・”と
 思ってしまいます。

 それから、もうひとつ気をつけるべきことがあります。

 それは、”日本語の雑談だけにならないようにすること”です。

 レッスンでは効果的に日本語を使ってもいいと思いますが
 フリートークだからといって、
 それをすべて日本語にしてしまってはだめです。」

良い先生はいつも正しい表現を教える?

生徒 「先生、”はっきりいって彼は何を考えているの
    かわからない”は英語でなんと言うのですか」

講師 「Oh, that's... I don't know what he thinks.」



このような会話はレッスン中によくあります。

生徒さんは「これは英語で何と言うのか」を
日本語で聞くことができるので、
回りくどい説明を避けられます。

英語での説明が難しい初心者の生徒さんにとって
これは大変大きなメリットです。
精神的な負担も軽くなります。


ただ、上の会話でとても気になることがあります。
それは、先生が

「正しい表現」
「英語らしい表現」

をすぐに教えてしまっているところです。


もし、この生徒さんがこの時点で
「what he thinks」という部分の理解が
難しかったらどうでしょう。


生徒 「先生、”はっきりいって彼は何を考えているの
    かわからない”は英語でなんと言うのですか」

講師 「Oh, that's... I don't know what he thinks.」


生徒 「what he thinks、ってどういう文法なんだろう??
    よくわからない・・・」


となってしまいますね。

先生が日本語を理解できるからといって
生徒が聞いてきた日本語を直接英語にして教えてしまうのは
必ずしも良いとは限らないのです。


同じことを教える場合でも、
生徒のレベルにあわせて教え方を
変えなくてはなりません。


生徒は

「今の自分の英語れべるよりレベルが上すぎるもの」

には大きな抵抗を感じます。



ここが講師の腕の見せ所なのです。


スキルがある先生は、
すぐに正しい答えを言わずに、
生徒が習った表現だけで
「生徒自身が文章を作れるような」
工夫をしています。

たとえば、生徒がこれまでに習った
文法事項だけを使って言えるような
「簡単な日本語」に置き換えてみてはどうでしょうか。
するとこのような会話になります。



生徒 「先生、”はっきりいって彼は何を考えているの
    かわからない”は英語でなんと言うのですか」

講師 「How about・・・ 
    ”彼は何か考えている、でも私はそれをわからない”」

生徒 「・・・・・
    He think about something. but I don't know that.」



多少の文法的誤りはあるものの、
生徒は自分自身の力で英文を作ることができました。

そして、「言いたい事が何となくだけど、自分の力で言えた!」
という達成感を味わうことができるのです。




必ずしも「正しい表現」を教えていくことだけが
講師の役割ではないと考えます。

優れた先生は

「生徒のレベルにあわせた」

進行ができるものです。

その生徒が持っている
今の英語知識をふんだんに活用しながら
「英語で言えること」を増やしていくための
ちょっとした手助けができるのも
講師の重要な役割だと言えるのではないでしょうか。

英会話講師コラム:人気先生に共通する●●とは?

これまで数百人の英会話講師の方と一緒に仕事をしてきました。
その中で気づいたことがあります。

「人気の先生に共通していること。」

人気の先生には必ず●●があるのです。
とっても単純なことです。
それは何だと思いますか?


答えは・・・・




「笑顔」




です。

本当に単純なことですよね。
「そんなの当たり前」と思うかもしれません。

でも、実はこの「笑顔」がない先生が
驚くほど多いということをご存知でしょうか?


「笑顔」とはただ単に表面的なことではありません。


「教えることを心から楽しんでいるか・・・・」


それが大事なのです。
それが手に取るように伝わってくる先生は
生徒からも絶大な信頼・人気を得ています。


●教えるときにテキストばかりを見ていませんか?
(生徒の顔・目を見て話していますか?)

●生徒が言ったことに関心・興味を示していますか?
(必ず何らかのリアクションをしていますか?
 ただ聞き流してはいませんか?)

●自分ばかりが話していませんか?
(生徒はリスニングの練習に来ているのではありません。
 英語が話せる喜び・達成感を味わいに来ているのです)

●自分が教えることだけに精一杯になっていませんか?
(熱意があることは良いことですが、
 あくまで主役は生徒さんですよね)

●レッスン中に先生の「笑顔」があふれていますか?
 教えることを楽しんでいますか?




生徒さんはお金を支払って
レッスンを受けにきているのです。
そして毎日忙しい中、何とか時間を作って
あなたのレッスンを受けにきているのです。

ただ友達同士の会話であれば、
つまらない会話だなと思ったら
聞き流してもいいかもしれません。

でも、生徒さんは必死に英語を習いにきているのです。
生徒さんが気持ちよく・楽しくレッスンを受けられるためには
まず先生も教えることを心から楽しみましょう。


生徒さんは、先生が考える以上に
先生の態度に敏感です。

「この先生は私とのレッスンを嫌々しているかもしれない」

と少しでも感じると、生徒はレッスンから足が遠のいていきます。

1回1回のレッスンが真剣勝負なのです。
これは「お金をいただいているビジネス」なのですから・・・・

どんなに調子が悪くても、
笑顔だけは絶やさない、
教える楽しさだけはいつも感じている。
そしてそれが生徒にもしっかり伝わっている。

それがプロの英会話講師たるべき姿だと思います。
そして私がこれまで見てきた
「人気の先生」は共通してこれができていました。



「笑顔」


です。

英会話講師コラム:現役英会話講師からのレター

英会話を学びたい生徒さんたちは
「自分は英語ができない」という固定観念を持ってしまいがち。
そのことについて、英会話ビギンに登録している
Yoichi先生からご意見をいただきましたのでご紹介いたします。

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そもそも学校での勉強で英語がしゃべれるようになるのか?
と考えてみるのもいいかもしれないですね。

例外的にしゃべれるようになる人はいるでしょうが、
日本人のほとんどはそうはならない。

日本で英語教育が始まって以来ずーっとこの状態です。


そもそも日本の英語教育はそんなことを目標にはしてないし、
カリキュラムもそのようになっていない。


ですから、英語をしゃべれるようになるという意味では
学校の勉強は適していないと言ったほうがいい。
でもみんなそうは思ってない。
自分の勉強が足りなかったと思っている。



それから英語がしゃべれるようにならない原因に
もう一つ大事なことがあると思いませんか?


それは

「英語で伝えたいことを持っているのか」

ということ。


言いたいことがなければ英語を使えない。
役に立たない学校の英語といっても
いくらか覚えていれば実はしゃべることはできるはず。
(上手い下手は別問題として)


でも口から出てこない、
あるいはそれ以上にしゃべれるようになってこないのは

「何を言えばいいのかわからないから」。



日本人には結構多いかもしれません。
これは言葉以前の問題ですが、
英会話、つまりコミュニケーションするという意味では
大事な点です。



ということで日本人の多くは
あまり役に立たない学校の勉強をトラウマにし、
さらに言いたいことがよくわからないという
二重苦の中で悩んでいるという気がしています。


この凝りに凝ったカチカチの肩(頭?)を
揉みほぐしてあげるのがいいと思います。
そのために一端学校でやってきたことは全部忘れてみる、
というのも手だと思います。
本を読むのはとてもいいと思います。
学校ではやらない、というのもありますが
英語に慣れるという意味で非常にいいですね。

英会話講師コラム:現役英会話講師からのレター

私が運営する英会話ビギンでは、
たくさんの先生がご自身の個性、ティーチングスキルを活かし
活躍されています。

生徒さんから満足の声が毎日のように届くのも、
先生方が熱心に、真剣に指導をしてくださっているからこそ、と
感謝の気持ちでいっぱいです。

今日は、ビギンに登録しているある先生からいただいたレターを
ご紹介いたします。


英会話講師として、やるべきことは何か。
英会話講師として、生徒さんに伝えるべきことは何か。


そんな問いへのヒントをくれるようなメールです。


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自分の英語力向上のためには、
今でも日々の学習は絶対に欠かせないと実感していますし、
実践しています。

そんな意味で、ほかの人からは先生と呼ばれはしますが、
今でも自分のことは英語学習者と思っていますし、
自分は英語学習者であるといった考えは、一生変わらないでしょう。

それだからこそ思うのですが、
英語を学習していく上で、所詮、
学校や先生といった存在は付属物だと思っています。
一番大切なのは、自分のやる気だと思っています。

それにどんな人にだって、潜在能力というものは存在すると思うし、
それを用いれば、不可能というものはこの世にはないと信じています。

素晴らしい先生になるためには、英語力や英語を教える能力が
必要なのは間違いないでしょうが、それと同じくらい大切なのは、
生徒さんに「頑張れば絶対にできるんだよ」ということを教えられる
ということなのではないかと、最近思ってきました。

その気持ちで今後も生徒さんに触れていきたいと思っています。

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